『厚生年金基金解散手続&退職金制度の見直し』(日本法令社)、
”第10章 解散後の企業年金再生に向けて~社員の老後を支えるために~” から
”第10章 解散後の企業年金再生に向けて~社員の老後を支えるために~” から
STEP2 解散後の補填方法を検討する:『外枠』の場合;
『外枠』の場合、加算年金分を補填することで、従来の社内規程に定める”退職給付総額”を増額することになります。つまり、基金解散後の補填は、現行制度の給付額を増やすことで対応できます。下イメージ図を参照してください。
補填方法は、現行の会社制度(一時金、またはDB、DCなど)の増額でも可能ですし、あるいは新たにDBやDCを新設することも可能です。
その会社単独でDBやDCを新設することが難しい場合には、総合設立型(複数の事業所で設立する制度)DBやDCに加入するのも一つの選択肢です。
解散後の制度選択肢は下図のようになります。
具体的にはどういう制度があるのかを、次にご紹介します。
(次に続く)
0 件のコメント:
コメントを投稿