2016年7月18日月曜日

基金解散後の後継制度をどうするか。⑥

『厚生年金基金解散手続&退職金制度の見直し』(日本法令社)、
”第10章 解散後の企業年金再生に向けて~社員の老後を支えるために~” から

STEP3 中小企業でも利用できる制度を確認する;

(1)DB(確定給付年金) -自社単独で設立が困難な場合-
社員数が20人未満なので自社単独ではDB新設が出来ない、あるいは、大規模制度の方が安心等の理由で、単独設立DBではなく複数事業所で設立運営する総合型DBをご希望の場合には、当基金で設立検討している後継制度(総合型DB)への加入が選択肢の一つです。その他には、既に設立運営されている総合型DBに加入する、という選択肢もあります。

既存の総合型DBの例をご紹介します。
『ベネフィット・ワン企業年金基金』 ~パンフレット抜粋~
福利厚生サービス提供事業等を展開する㈱ベネフィット・ワンとオリックス等が共同で設立運営する総合型DB制度です。
”キャッシュバランスプラン”を採用しているので、積立不足が発生しにくい仕組みになっています。
掛金は月額1000円から千円刻みで設定できます。事務費も比較的割安の設定になっています。
制度の詳しい内容等はベネフィット・ワン社またはオリックス社にお問い合わせ下さい。

『ベネフィット・ワン企業年金基金』の他にも、『ぜんこくDB企業年金基金』、『西日本機械金属企業年金基金』などがあります。
簡単な資料だけをご希望の場合は、弊社まで(info@oval-rms.com)ご連絡頂いても結構です。また、当基金で検討している新制度(総合型DB)との比較検討をご希望の場合も、弊社まで(info@oval-rms.com)ご連絡ください。新制度概要が分かり次第、簡単な初期報告をご提供致します。

(次に続く)


























0 件のコメント:

コメントを投稿